ドル円FX予想:反発基調に拍車 米鉱工業生産などに強い関心

本日のドル円は133.80付近。きのうNY時間は米物価上昇ピークアウト観測を受けたドル売りが続き頭重い推移となったが、引けにかけては133円前半を回復と下値の硬さを示した。本日は米7月住宅着工件数や米7月鉱工業生産などの重要指標が複数控えており、これらが強い結果となれば素直にドル買いに拍車がかかる展開が見込まれる。

なお前回配信のFX有料レポートでは、米物価上昇ピークアウト観測によるドル売り継続での円高予想を掲載し、こちらが的中。

→ 有料版レポート:プロが予想するドル円節目レートは?

反発基調に拍車 米鉱工業生産などに強い関心

先週発表された米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の伸びが鈍化したことを受け、米国での物価上昇(インフレ)がピークアウトしたのではないかとの観測から一時上げ渋りの展開が続いていたドル円だが、先週末から今週頭にかけては底打ちし反発基調となっている。

昨夜もドル円は一時132円台まで下押したものの、引けにかけて持ち直し133.30付近で本日の相場へと引き継がれた。レートが下値の固さを示している背景には、やはりFRBによるハイペースな米利上げ観測の根強さがある。

米物価指標の伸びの勢いが和らいでいるのは確かだが、それでもFRB当局者は「インフレピークアウトや利上げサイクル終了の論議は時期尚早である」と断じている。また9月FOMCでの0.75%利上げ可能性もいまだ残存しており、落ち着いて見ればドル円はいぜん中長期的な上昇トレンドが意識される状況。今後は米物価指標の動向に強さが戻り次第ふたたびドル買い再燃となることが見込まれよう。

こうしたなか本日NY時間には米7月住宅着工件数、米レッドブック週間小売売上高、米7月鉱工業生産といった重要経済指標がいくつも発表される。これらが強い内容となれば、市場はただちにドル買いで反応するだろう。

現水準より上方では心理的節目134.00がひとまずのレジスタンスラインとなるが、その手前の133.95あたりにストップロス買いが厚く入っており、地合いによっては一気にこの水準を上放れる可能性が高い。また134円台では一目雲上限の134.60あたりまでテクニカル節目を欠いた価格帯が続く。上記の米指標結果によっては、上値余地は一目基準線やボリンジャーミッドバンドの位置する134.90辺りまで見込める。

現水準より下方では、133.60あたりに一目転換線が位置しサポートラインとなる。ここを割れるとストップロス売りにつかまって下値を拡大する可能性はあるが、133.50あたりの5日移動平均を経て昨日終値かつ75日移動平均の133.25を下抜けるにはもう一段の売りの勢いが必要となるだろう。上記の通り足元ではドル買いの機運が意識される状況で、当面は下値の固さが期待できる。
→反発基調強まり上値余地に関心、プロのドル円FX予想は?

 

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