【12月18日ドル円予想と根拠】リスクオン続くも、今夜のトランプ弾劾採決に警戒感昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日18日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
昨日18日のドル円相場は、米中合意でリスクオン地合い継続 (↑) のなか、NY時間の米11月住宅着工件数や鉱工業生産が予想上振れとなったことも支えとなり、安値109.44から高値109.63のレンジを底堅く推移しました。
(USD/JPY ~12月18日、15分足)
米鉱工業など改善で底堅さへ寄与
昨日17日、109.58で東京時間オープンとなったドル円は、米中合意でのリスクオン地合い継続 (↑) から底堅い推移が続き、夕刻のロンドン時間までには高値109.63をつけました。
また夜間のNY時間には、22:30から発表された米11月住宅着工件数や鉱工業生産が予想を上振れ (↑) 、ふたたび高値圏まで上昇しました。しかしその後は、トランプ米大統領からの利下げ圧力ツイート (↓) などを重しに安値109.44まで小幅下落となって取引を終えました。
こうしたなか、昨日のドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)では、米中合意でのリスクオンムードの継続 (↑) や米11月住宅着工件数と鉱工業生産の上振れ観測 (↑) による円安予想が掲載されており、これらが的中しています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場では、今日18日に米下院で採決見通しのトランプ弾劾請求や、第一段階合意を経た米中協議の見通しが、アナリストらの注目を集めています。
米中合意での円安圧力は継続か
ただ一方では、先日の米中第一段階合意でリスクオンムードが広がっており、米国株は史上最高値更新が続いています。
比べてドル円は出遅れ感があるものの、アナリストらの間では、このリスクオン地合いは年内崩れないとの見方が出ており、今日の相場でも円安地合いが継続 (↑) する、との予想が見られています。
ただ一方では、米中協議の次のフェーズとなる第二合意へ向け、交渉が長期化するのではないかとの観測 (↓) も次第に浮上してきており、今夜にかけての報道ヘッドライン次第では、現在の109円中盤のレンジを下抜ける可能性も指摘されています。
こうした米中協議の進展見通しにつき、ヘッドラインを材料とした円安予想と円高予想で、アナリストの間ではどちらが多く支持されているか、集計結果は本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)にてご確認下さい。
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今夜のトランプ弾劾訴追案可決へ警戒感
また、今日18日の米時間には、ウクライナ疑惑をめぐるトランプ米大統領の弾劾訴追決議案採決が米下院行われる見通しとなっており、市場では警戒感が強まっています。
米下院は野党民主党が過半数を握っており、この決議案が可決される公算が高いことから、こちらが政局見通し不透明感 (↓) へとつながり、可決報道と同時にドル円が下押すのではないか、とのアナリスト予想が挙がってきています。
ただ一方では、米上院は与党共和党が優勢であるために、この弾劾訴追案が最終的に採択される可能性は低い、との見方もあることから、政局見通しへの警戒感を高めるには至らず、ドル円の反応も限定的(→)になるではないか、との見方も挙がっています。
米時間のトランプ弾劾訴追案採決に関し、今日18日に市場に出ているアナリストらの最新予想を集計した結果は、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)をご覧ください。
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なおこの他にも、今日の米MBAローン指数、明日の米中古住宅販売、週末の米GDPなど、今週は重要な米経済指標が多数発表予定となっており、これらの発表と同時にレートが大きく振れる可能性があります。
18日(水) 米MBA住宅ローン指数
19日(木) 米四半期経常収支、米中古住宅販売件数
20日(金) 米GDP、米個人消費支出、米ミシガン大指数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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