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【1月8日ドル円予想と根拠】米軍空爆もレートは回復 ADP雇用に堅調見通しで円安か
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日8日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
昨日7日のドル円相場は、米イラン対立激化懸念 (↓) で上値が重いなか、NY時間の米ISM非製造業が市場予想上振れ (↑) でドル買いが強まり、安値108.27から高値108.63まで上昇しました。
(USD/JPY ~1月8日、15分足)
ISM非製造業指数が上振れ上伸
昨日7日、108.41で東京時間オープンとなったドル円は、米イラン対立激化懸念 (↓) やイランの対米報復検討報道 (↓) が重しとなる一方、108.30付近では底堅さも見られ、ロンドン時間にかけて横ばいに推移しました。
しかし、NY時間に発表された米ISM非製造業景況指数が市場予想を上振れ (↑) 、ドル買いが進み高値108.63まで上昇しました。
こうしたなか、昨日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では米イランの地政学的リスク懸念 (↓) での上値重さ予想と、米ISM非製造業景況指数の上振れ期待 (↑) による円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円予想については、米軍駐留のイラク基地空爆による影響と、今夜の米ADP雇用統計の結果見通しに、アナリストらの注目が集まっています。
米軍を空爆で一時急落も戻す
米イラン対立問題に関し、昨日7日は懸念がやや和らいだものの、今朝のイランによる米軍空爆報道 (↓) 後は一転リスクオフが強まり、一時107.63まで急落しました。この事態を受けて市場では、今日これから円高圧力が優勢となるとのアナリスト予想が複数見られています。
ただ一方では、圧倒的軍事力を持つ米軍にイランがこれ以上報復を強める公算は低い、との見方から、今日の円高進行は一時的なもので、売り一巡後はこれから円安基調へ戻す (↑) 、との予想を挙げるアナリストも、一部で見られている状況です。
米イラン対立問題の見通しに関して、今日これから円安に戻すか、NY時間に緊張が高まり円高となるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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米ADP雇用統計に市場は期待感
また今夜には、米雇用の先行指標として重要視される米ADP雇用統計が発表されます。
現在の市場予想は、前回比で大きく改善 (↑) となっており、そのとおりになれば、昨夜の米ISM非製造業の好調な結果で円安が強まった (↑) ことに続き、米景気見通し改善で円安進行を支える可能性があります。
ただ、このところの米経済指標はややまちまちとなるケースも多くなっており、アナリストによっては市場予想下振れ (↓) による円高進行とする見解も挙がっています。
今夜の米ADP雇用統計につき、市場予想通りで円安となるか、予想を下振れる見通しで円高となるか、アナリスト予想の集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。
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