ドル円(USD/JPY) 予想

レンジ予想(平均)・終値AI予想
(10/19 10:15更新)  勝率78.0%

予想幅平均/日

105.00 - 105.80

終値AI予想/日

105.58 

円安予想

大統領選「バイデン大勝」観測で円安折込済み?投票日までのドル円見通しは

19日 17:35更新(投資の森 編集部)

ドル円概況

先週末のドル円は、米追加経済対策の実現見通し不透明感によるドル売りが優勢 (↓) となり頭重い推移。週明け19日夜にかけては、先週末終値とほぼ同水準の105.40付近を強含みに推移しています。

今後のドル円相場は、米大統領選バイデン優勢での巨額財政出動観測や米追加経済対策への期待感を支えに、底堅い推移となりそう。

なお先週末に配信されたドル円有料レポートでは、米追加経済対策の協議停滞による期待感後退での円高予想 (↓) が掲載され、これらが的中しています。

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有料レポート:今日の重要材料と、高値安値メドは?

今後のドル円予想材料

米大統領選と議会選挙の見通し

投票まであと2週間となった米大統領選に関し、最新支持率調査ではトランプ37.1%に対してバイデン46.4%と、いぜんバイデンがリードを広げており、市場ではバイデン政権での大規模経済対策への期待感からリスクオンの動きが強まっています。

前回2016年大統領選でのトランプ逆転勝利の例を引いて、今回もバイデンの逆転負けの可能性を指摘するアナリストも見られるものの、市場はすでにバイデン勝利を織り込んだ状態で、焦点は「民主党が米上院・下院とも勝利できるか」という点に移りつつあります。

大統領選と同時に行われる米議会選挙で、上院・下院でも大統領選と同じ政党が勝利すれば、政策をスムーズに実行できるとの期待感が高まります。事実、前回選挙でも共和党が大統領選・議会選とも勝利し、市場はリスクオンの大幅円安 (↑) で反応しました。

今年の選挙ではバイデンおよび民主党が大統領選・上下議会選とも制するとの見方が強まっていることから、当面はバイデン政権への期待感によるリスクオンのドル買い (↑) が続き、ドル円は下値の固い相場が継続しそうです。

ただ、民主党が上下院いずれかを落とした場合は、これまでのリスクオンが巻き戻しされ強いリスク回避の動きが出そうです。また今回はコロナ禍の影響で郵便投票が多いとされ、これを原因に開票にトラブルが生じた場合の強いリスク回避の流れも警戒されています。

今週22日には選挙前最後となる両候補の討論会が予定されており、今後は支持率獲得のための両陣営の動きが強まると見られます。今後も関連報道にはいぜん注意が必要と言えます。

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バイデン優勢でリスクオン!今日のドル円高値メドは?

追加経済対策は早期合意なるか

もうひとつのリスクオン材料である米追加経済対策に関し、いぜん共和党と民主党の協議は継続中であるものの、両党とも合意へ前向きな姿勢を示していることから、市場では「最終的には合意に至る」との期待感が継続し、こちらもリスクオンの動き (↑) を支えています。

米下院を通過している民主党案2.2兆ドルに対し、歩み寄りにて妥結をはかる共和党は先週0.2兆ドル増額した1.8兆ドルの対策案を提出、ひとまず民主党には拒否されたものの、今後も交渉継続を表明していることから、市場の合意期待は揺らいでおらず、今週もリスクオンの動きは継続 (↑) しそうです。

ただ、こちらに関しても、さらなる増額も辞さないとするトランプに対して一部共産党上院議員が反発しており、いつ合意に至るかはいまだ不透明です。大統領選を前にトランプが強引に事態進展を図る可能性も意識されており、こちらも続報には要注意と言えます。

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追加経済対策は見通し楽観、今日のドル円高値メドは?

英ポンドに悪材料相次ぐ

一方、市場の懸念を呼んでいる英EU離脱問題に関し、離脱後の自由貿易協定(FTA)をめぐる英・EU間協議はいぜんまとまらず、不透明感が継続しています。

かつて英ジョンソン首相がFTA合意期限としていた先週15日には、協議不調による英国の「合意なき離脱」決定が警戒されたものの、その後の会見では交渉継続の意向が示され、市場は英ポンドの大幅売りから買い戻しと行ってこいで反応しています。

こうした英ポンドの騰落もドルの動きに影響を与えており、ポンド売りは反動でのドル買い (↑) 、ポンド買いは反動でのドル売り (↓) につながる場面が見られています。

英ポンドに関しては、英EU離脱問題のほか、新型コロナ感染者数の再拡大によるロンドンなどでの経済封鎖措置(ロックダウン)も重しとなっています。今後もポンドの軟調展開が続けば、反動でのドル買いの流れ (↑) がドル円の下値を支えることになりそうです。

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英EU合意期限後どうなる?今日のドル円高値安値メドは?

中国が景気回復順調でリスクオン

本日19日の日本時間午前には中国・第三四半期GDP(国内総生産)が発表されており、結果は2期連続の改善と、中国の景気回復が比較的順調に進んでいることが意識されています。

中国経済は世界各国でもいちはやくコロナ禍からの回復を示しています。このことは、豪ドルなど中国と通商上のつながりの深い国の通貨の上昇にもつながり、ひいてはリスクオンの円安 (↑) につながることが考えられるため、ドル円レートにとっては上昇要因となる傾向が見られます。

今夜NY時間にかけても、中国景気回復への期待感がドル円レートの下値を支える一定の効果が見られる可能性があります。

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中国景気回復順調を好感、今日のドル円高値安値メドは?

ドル円予想トピックス

米大統領選
  • 10月22日の候補者討論会(最終回)は両者参加見通し
  • 民主党候補バイデン副大統領リード変わらず
  • バイデン財政支出規模でトランプ計画を上回る
  • 市場はバイデン優勢を好感でリスクオン
  • 共和党候補トランプ米大統領は支持低迷
  • トランプの対中強硬政策へ市場はドル安懸念も
  • 投票日は11月3日
  • 郵便投票で開票に遅れの可能性も
米経済対策
  • 共和党と民主党の隔たり埋まらず早期実現期待は後退
  • トランプ政権は歩み寄り模索
  • 民主党案は2.2兆ドルで下院通過、共和党は1.8兆ドル
  • トランプは合意へ向け大幅増額も辞さない構え
  • 共和党議員には増額案へ否定的な見解も
  • 市場は「いつか合意果たす」と楽観でリスクオン
市場のリスク許容度と円動向
  • ドル円105円台割れでは大きくまとまった買い観測
  • 円高余地は限定的、ドル円は下げ渋り観測続く
  • このところの円高局面に、各種報道を口実とした投機筋の売り仕掛けとの見方も
  • 円高の一方、株価や米金利は底堅くリスク回避ムードは限定的
新型コロナウイルス問題
  • 各国で感染再拡大
  • 米NYや欧州各国で経済封鎖再開
  • ファイザー社からは11月にもワクチン緊急使用許可申請の報
  • ほか治療薬は米で無償配布見通しなど前向きな報道も
英ポンド動向
  • 当初の合意期限15日を経過後も対話継続の見通し
  • 英政府とEUいずれも合意なき離脱の可能性示唆
  • 英ロンドンでもコロナ禍でロックダウン
  • ポンド主導の下げでドル買いの局面も
ユーロ動向
  • スペイン、フランス、イタリア、ベルギーなどでのコロナ再拡大で下落
  • 独経済指標の下振れも重荷に
  • ユーロ高局面でもECBが介入の可能性で上値限定観測
  • ユーロ主導の下げでドル上げ、逆でドル下げの場面も
米中対立
  • トランプは選対から新型コロナ問題めぐり対中強硬姿勢
  • バイデンは対中強腰観測も「トランプリスク」なしで市場好感
  • バイデン勝利なら各国と組み「対中包囲網」も
  • 見通し不透明で市場の反応はいぜん限定

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支持抵抗ライン予想

今月10月に入ってからのドル円は、10月2日に節目105.00を下抜けた安値104.94をつけたものの反発、今度は7日に3週ぶり高値106.12をつけて上昇一服となりました。

先週12日以降は投機筋主導と見られるドル売りで105円台前半まで押し戻されています。

今月7日から8日には、いずれも一目雲上限に上値を限定される展開が見られており、目先は上値の重さが意識される状況です。

現状の水準および上方では、105円中盤にピボットR1、意図目均衡表転換線、ピボットR2、HBOP、55日移動平均、一目先行スパン2などが積み重なっており、106.00到達はまでに値動きが限定される場面がみられそうです。

ただ106円に乗せてしまえば、その上でテクニカル節目は少々希薄であり、107円付近まで一気に上放れる可能性も考えられます。

また現状の水準より下方では、105円前半に5日移動平均、ピボットP、ピボットS1、一目均衡表基準線ピボットS2などが重なっており、この価格帯がサポート(下値支持帯)となって値動きを制限しそうです。

しかしその下はややテクニカル節目の希薄な状況であり、104円台まで下抜けた場合は、一気に104円序盤まで下値を拡げる可能性があります。

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レポート有料版:アナリストら注目の支持抵抗ラインは?詳細解説はこちら

経済イベント

19日(月)
8:50 日・9月貿易統計
11:00 中・7-9月期四半期国内総生産(GDP)
11:00 中・9月小売売上高
11:00 中・9月鉱工業生産
23:00 米・10月NAHB住宅市場指数 

20日(火)
9:30 豪・ 豪中銀 金融政策会合議事要旨公表 
21:30 米・9月住宅着工件数
21:30 米・9月建設許可件数

21日(水)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
27:00 米・米地区連銀経済報告(ベージュブック) 

22日(木)
21:30 米・前週分新規失業保険申請件数 
23:00 米・9月景気先行指標総合指数
23:00 欧・10月消費者信頼感
23:00 米・9月中古住宅販売件数

23日(金)
8:30 日・9月全国消費者物価指数(CPI)
16:30 独・10月購買担当者景気指数(PMI) 
17:00 欧・10月購買担当者景気指数(PMI) 
22:45 米・10月購買担当者景気指数(PMI)

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米大統領選2020 最新支持率

10/14 更新

トランプ バイデン
支持率 37.1% 46.4%
支持選挙人数 125 216
選挙日まで あと 13日

米ドル/円 最新記事

ドル円 支持抵抗一覧

  • MA 200107.36
  • BB +3σ106.46
  • BB +2σ106.10
  • MA 75105.98
  • BB +1σ105.74
  • 終値105.42
  • BB 基準105.38
  • MA 25105.38
  • MA 5105.35
  • BB -1σ105.02
  • BB -2σ104.66
  • BB -3σ104.31

米ドル/円 平均変動幅・変動率(過去30日)

  • 平均変動幅
  • 平均変動率
  • 変動幅が
    1.0円超の日
  • 0.46
  • 0.43%
  • 0日

ドル円チャートと経済イベント

米ドル/円 オーダー状況とイベント(10/20 01:00)

米ドル/円 ストップロス注文情報

105.50 ストップロス 買い
105.40 20日01:00 現在
105.30 ストップロス 売り
現在のFX市場で、ストップロス買い(上抜けるとレート上昇加速の可能性)・ストップロス売り(下抜けるとレート下落加速の可能性)の厚いと思われるレートを掲載しています。

経済指標スケジュール

日付 時間 国・地域 主要経済指標等 前回値 今回予想
10/20 15:00 9月生産者物価指数(PPI)(前月比) 0.0% -0.1%
10/20 17:00 ユーロ 8月経常収支(季調済) 166億ユーロ
10/20 17:00 ユーロ 8月経常収支(季調前) 255億ユーロ
10/20 21:30 米国 9月住宅着工件数(年率換算件数) 141.6万件 145.7万件
10/20 21:30 米国 9月住宅着工件数(前月比) -5.1% 2.9%
10/20 21:30 米国 9月建設許可件数(年率換算件数) 147.6万件 150.0万件
10/20 21:30 米国 9月建設許可件数(前月比) -0.5% 1.6%

金融政策会合 日程

FOMC開催日程 11月5日
日銀金融政策決定会合 10月28日

要人発言

日付 時間 要人・国・地域 発言内容
10/19 22:04 ラガルドECB総裁 気候変動が将来の金融政策に影響与えることに
10/19 19:59 シェフチョビチ副委員長 コストを払ってまでブレグジット合意にサインするつもりはない
10/19 16:58 デギンドスECB副総裁 最近のデータは回復モメンタムが失われていること示している
10/19 15:28 ドル売り優勢、特に対欧州通貨で 米株先物堅調=ロンドン為替概況
10/19 07:50 【週末の報道】ゴーブ英内閣府担 合意には両国の納得が必要
10/19 07:40 【週末の報道】パネッタECB理 このところの新型コロナウイルスの感染拡大により経済の再生遅れる可能性を指摘
10/17 01:01 米NEC委員長 大統領選前の合意の可能性はない
10/17 00:56 セントルイス連銀総裁 順イールドカーブは先行きに楽観的な見方を反映
10/16 23:53 若田部日銀副総裁 日銀の政策による利益はコストを大きく上回っている
10/16 21:28 関係者 英国、EUとの来週の協議は合意していない=ブルームバーグ
10/16 20:53 フォンデアライエン欧州委員長 EU交渉チームはロンドンに向かい協議を集中して行う
10/16 20:36 EU当局者 EUと英国の交渉担当者が16日に協議する見通し=ブルームバーグ
10/16 20:21 ジョンソン英首相 独立した国として繁栄する
10/16 18:02 ビスコ伊中銀総裁 財政、金融の両政策は引き続き景気刺激的である必要
10/16 17:58 ビスコ伊中銀総裁 早まった政策引き上げは避けなければならない
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米ドル/円 ユーザー予想

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トランプ・バイデン最終討論会で波乱!?ドル円レンジはどうなる?|10月19日(月)〜10月23日(金)

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