【4月23日ドル円予想と根拠】原油反発も、今夜の米指標多数発表へ警戒感

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【4月23日ドル円予想と根拠】原油反発も、今夜の米指標多数発表へ警戒感

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日23日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日22日のドル円相場は、原油価格の下落による市場心理悪化 (↓) で下落したものの、夜間には米株が上昇しリスクオンのドル買いが台頭 (↑) 、安値107.51から高値107.93のレンジをやや堅調に推移しました。


(USD/JPY ~4月23日、15分足)

原油価格高下に振らされるも、米株反発で心理改善

前取引日22日、107.75で東京時間オープンとなったドル円は、原油価格の下落が継続しリスク回避 (↓) が進んだことが重し となり下落、東京時間後半に安値107.51に到達しました。

しかしNY時間に入ると、下落基調であった原油先物価格が反発し、これにつれて米株式市場も上昇 (↑) 、この状況から外為市場も心理改善となりドル円レートが反発、高値107.93をつけたのち若干戻した107.75でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、原油価格の下落継続によるリスク回避観測 (↓) での円高 予想、またその後の、米株市場が下げ一巡後に反発との見通し (↑) による円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、原油価格反発をうけた市場の反応、および今夜の米・失業保険件数など複数の米経済指標の見通しが、アナリストらから材料視されています。

原油価格反発での心理改善は続くか

一時的に価格がマイナス圏となるなど、歴史的な混乱が生じていた原油市場ですが、きのう22日には、米政府による石油企業支援やOPECプラスでの追加減産検討といった報道が出たことで、原油価格もいったん反発しています。こうした状況が今夜も継続するとの見方から、今夜にかけては原油安を受けた過度なリスク回避が巻き戻され、ドル円には上昇圧力がかかる (↑) のではないか、との見解が浮上しています。

ただし、世界的な景気悪化による原油需要減退での原油価格に対する下落圧力、という状況に具体的な解決の見通しはたっていないことから、今夜にかけて見通し不透明感が再燃し、反発していた原油価格も再び下落基調へ回帰して、心理悪化からリスク回避の円高 (↓) の流れが強まる、との見解も見られています。

こうした、原油価格推移に対する市場の反応について、好報道を受けて過度なリスク回避が巻き戻される (↑) ことでの円安予想と、原油在庫超過という状況に変化がないことから再度リスク回避の円高が強まる (↓) との円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜は米失業保険件数など重要指標続々、市場から高い注目

今夜21:30以降は、米・失業保険受給者数、購買担当者景気指数、住宅販売指数など、重要な経済指標が順次発表となります。ただこのところの米指標は大幅悪化が相次いでおり、この流れを引き継いで、今夜の指標も大幅悪化と慣れば、発表後に円高へ振れる可能性 (↓) がある、との見解が出ています。

ただし、相次ぐ米経済指標の悪化で、実体経済の下振れはすでにドル円レートに折込済みとなっている、との認識も広がっています。そのため、本日の各経済指標の下振れ幅が市場の想定を上回るものではなかった場合、むしろ悪材料出尽くしとなって、発表後にドルが買い戻され円安方向へ上昇する (↑) との見方も浮上しています。

今夜21:30から順次発表となる米・失業保険受給者数など米経済指標に関し、大幅下振れの円高予想 (↓) と、悪材料出尽くしとなってのドル買戻しによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

23日(木) 米・前週分新規失業保険申請件数、4月製造業購買担当者景気指数、3月新築住宅販売件数
24日(金) 米・3月耐久財受注、4月ミシガン大学消費者態度指数

28日(火) 米・4月消費者信頼感指数
29日(水) 米・1-3月期四半期実績国内総生産、FOMC政策金利発表
30日(木) 米・3月個人消費支出、新規失業保険申請件数
5月1日(金) 米・ISM製造業景況指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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