【15日ドル円予想】トランプ「米中断交」と示唆も、中国は穏健姿勢で円安継続か

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【15日ドル円予想】トランプ「米中断交」と示唆も、中国は穏健姿勢で円安継続か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日15日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日14日のドル円相場は、今週頭からの米株安による心理悪化 (↓) が重しとなったものの、その後外出制限緩和など経済活動再開へ向けた動きへの期待感 (↑) が次第に優勢となり、安値106.77から高値107.36のレンジで上昇しました。


(USD/JPY ~5月15 日、15分足)

米株安重荷も、経済活動再開へ期待感で反発

前取引日14日、107.01で東京時間オープンとなったドル円は、前日までの米株市場でNYダウが大幅下落となったことを重しに日経平均も下落、こちらによる心理悪化で円高 (↓) が進行し、東京時間後半には安値106.77をつけました。

しかしその後、NY時間にかけては、日本国内で外出制限緩和が発表されたほか、海外での経済活動再開へ向けた動きも支えとなり (↑) 反発、高値107.36に到達したのち上げ一巡となったところでクローズしました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、今週頭からの米株大幅安による心理悪化 (↓) を重しとした円高 予想、またその後の、世界的な外出制限緩和など経済正常化に向けた動き (↑) を支えとした円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型コロナウイルス感染拡大を巡る米中関係の再悪化、および今夜の米・4月小売売上高などの底堅さへ期待が、アナリストらから材料視されています。

新型コロナめぐり米中対立も、中国が穏健対応で懸念和らぎか

新型コロナウイルス感染対応をめぐる米中対立へ懸念が高まるなか、昨日NY時間には、トランプ米大統領が中国との国交断絶もありうると発言したことが報じられ、市場では警戒感が強まっています。このことから、今夜にかけての関連報道を受けて市場で急速なリスク回避の流れ (↓) が発生し、レートが円高に振れる可能性がある、と指摘するアナリストが見られます。

ただ一方では、中国では近く全人代(国会)など重要な政治イベントを控えており、中国側からの強硬な反応はとりづらい状況にある、との見方も出ています。そのため、今夜NY時間にかけては、懸念増に通じるような追加報道は出る可能性が低く、過度なリスク回避の流れが次第に後退して円安圧力が強まる (↑) のではないかとの見解も出てきています。

こうした新型コロナをめぐる米中対立に関し、今夜にかけ関連報道が続きリスク回避が進む (↓) ことでの円高予想と、全人代などを控えた中国側が穏健な態度に終止することで過度なリスクオフが巻き戻される (↑) との見方による円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米・4月小売売上高などに底堅さ期待 強まる

今夜21:30から以降、米・4月小売売上高、5月NY連銀製造業景気指数、4月鉱工業生産数など、重要な米経済指標が順次発表となります。ただ、新型コロナ感染拡大後、米経済指標は大幅悪化が顕著であり、この流れをくんで、今夜の米・4月小売売上高なども悪化すれば、発表後にリスク回避の円高が進行 (↓) する可能性 がある、との見方が浮上しています。

ただ一方では、今月5月 に入ってからは、それ以前に比べて、市場予想を上回る底堅い結果となった経済指標も出てきていることから、今夜の各指標に関しても、悪化幅が市場予想程ではない場合、これまでのリスク回避の巻き戻しが生じて発表後に円安に戻す (↑) のではないか、との見解も出てきています。

今夜21:30以降に発表となる米・4月小売売上高などの米指標に関し、結果下振れによるリスク回避進展での円高予想 (↓) と、想定より底堅い結果となりリスク回避が巻き戻されることでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

15日(金)米・4月小売売上高、4月鉱工業生産、5月ミシガン大学消費者態度指数

18日(月)米・5月NAHB住宅市場指数
19日(火)米・4月住宅着工件数
20日(水)米・MBA住宅ローン申請件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨
21日(木)米・新規失業保険申請件数、5月製造業購買担当者景気指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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