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11月20日 (水) 16:30

日本株予想:一部で買い渋り ディフェンシブは買い仕込みか

20日の日経平均はー63円の3万8352円となり反落。

個別銘柄では、東京海上ホールディングスやMS&ADインシュアランスグループホールディングスなどが売られたほか、京成電鉄、小田急電鉄、T&Dホールディングスなどが下落した。ただ電気・ガス業の東京瓦斯などは上昇した。

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今月の日経平均は前日までの下落幅がー667円と売り地合いであったが、20日の東京株式市場は反落と、地合いの弱さを引き継いで伸び悩んだ。

米株式市場が前営業日に売り優勢となっており、頭重いムードが日本株にも波及した。米国で長期金利が上昇しており、株式は先安感の意識されやすい状況だった。とくにPERの高い銘柄は割高感から売りが警戒された。保険業の東京海上ホールディングス、陸運業の京成電鉄などが軟調な推移。一方、金利上昇により利ざや増が想起される銀行株などは底堅さも見られた。情報・通信業のフェイスなどが上昇、また割安な日本ピグメントホールディングスなども買いの入る場面が見られた。

足元では日米金利差が縮小しており、ドル円市場では円高余地に関心が集まりやすい状況。これにより輸出株など日本株の一角では頭重さが意識されるが、食料や家具、木材といった輸入業種には選別買いが入る可能性も注目される。
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