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2月7日 (金) 16:30

日本株予想:地合い弱い 木材などに打診買いも

7日の日経平均はー280円の3万8787円となり4営業日ぶり反落。

個別銘柄では、ニコンやIHIなどが売られたほか、コニカミノルタ、協和キリン、AGCなどが下落した。ただ情報・通信業のメルカリなどは上昇した。

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今月の日経平均は前日までの下落幅がー506円と売り地合いであったが、7日の東京株式市場は反落と、地合いの弱さを引き継いで伸び悩んだ。

米株式市場が前営業日に売り優勢となっており、頭重いムードが日本株にも波及した。米国で長期金利が上昇しており、株式は先安感の意識されやすい状況だった。とくにPERの高い銘柄は割高感から売りが警戒された。精密機器のニコン、機械のIHIなどが軟調な推移。一方、金利上昇により利ざや増が想起される銀行株などは底堅さも見られた。食料品の東洋精糖などが上昇、また割安な共栄タンカーなども買いの入る場面が見られた。

日米金利差は拡大しており、外為市場では円安地合いが意識されるなかで、輸出株などはもう一段の買いが入る展開も想起される。週明けは米金融市場の動向に歩調を合わせつつも、業績期待銘柄の一角に物色買いが入る可能性がある。
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