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12月13日 (金) 16:30

日本株予想:地合い弱い 好業績銘柄は押し目買いか

13日の日経平均はー379円の3万9470円となり5営業日ぶり反落。

個別銘柄では、オムロンやIHIなどが売られたほか、三菱重工業、東京電力ホールディングス、安川電機などが下落した。ただパルプ・紙の王子ホールディングスなどは上昇した。

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今月の日経平均は前日までの上昇幅が+1641円と買い地合いであったが、13日の東京株式市場は反落と、戻り売りや利確売りの動きが見られた。

米株式市場が前営業日に売り優勢となっており、頭重いムードが日本株にも波及した。米国で長期金利が上昇しており、株式は先安感の意識されやすい状況だった。とくにPERの高い銘柄は割高感から売りが警戒された。機械のIHI、電気・ガス業の東京電力ホールディングスなどが軟調な推移。一方、金利上昇により利ざや増が想起される銀行株などは底堅さも見られた。サービス業のさくらさくプラスなどが上昇、また割安な玉井商船なども買いの入る場面が見られた。

市場参加者の一部は日米金利差の縮小に関心を寄せており、こちらを材料に外為市場でドル売り・円買いが出れば、輸出株などの頭重さに影響する可能性もある。週明けは引き続き金利動向を意識しつつも、一部の好業績銘柄に期待の選別買いを入れる動きか。
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