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2月10日 (月) 16:30

日本株予想:地合い改善 バリュー株に物色買いか

10日の日経平均は+14円の3万8801円となり反発。

個別銘柄では、ディー・エヌ・エーや太陽誘電などが買われたほか、フジクラ、SUMCO、ネクソンなどが上昇した。

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今月の日経平均は前日までの下落幅がー786円と売り地合いであったが、10日の東京株式市場は反発と、地合いの底堅さが示された。

前営業日の米株式市場が下落したものの、日本株は選別買いが続いた。非鉄金属では、フジクラや古河電気工業などが買われた。情報・通信業のネクソンや東宝も上昇し、相場を支えた。米長期金利の上昇を背景に高PERなハイテクなどは売り圧力が意識されたが、日本ピグメントホールディングスなどPERが相対的に低い銘柄は買いが集まりやすかった。

足元では日米金利差が縮小しており、ドル円市場では円高余地に関心が集まりやすい状況。これにより輸出株など日本株の一角では頭重さが意識されるが、食料や家具、木材といった輸入業種には選別買いが入る可能性も注目される。
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