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12月9日 (月) 16:30

日本株予想:地合い改善 バリュー株に物色買いか

9日の日経平均は+69円の3万9160円となり反発。

個別銘柄では、楽天グループやヤマトホールディングスなどが買われたほか、SUMCO、電通グループ、野村総合研究所などが上昇した。

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今月の日経平均は前日までの上昇幅が+883円と買い地合いであったが、9日の東京株式市場は反発と、地合いの強さが引き継がれ、堅調な展開をたどった。

前営業日の米株式市場が下落したものの、日本株は選別買いが続いた。陸運業では、ヤマトホールディングスやNIPPON EXPRESSホールディングスなどが買われた。サービス業の電通グループやセコムも上昇し、相場を支えた。米長期金利の上昇を背景に高PERなハイテクなどは売り圧力が意識されたが、日本ピグメントホールディングスなどPERが相対的に低い銘柄は買いが集まりやすかった。

足元では日米金利差が縮小しており、ドル円市場では円高余地に関心が集まりやすい状況。これにより輸出株など日本株の一角では頭重さが意識されるが、食料や家具、木材といった輸入業種には選別買いが入る可能性も注目される。
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