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5月22日 (水) 16:30

日本株予想:売りが続く ディフェンシブは買い仕込みか

22日の日経平均はー330円の3万8617円となり続落。

個別銘柄では、東京瓦斯や荏原製作所などが売られたほか、中外製薬、塩野義製薬、日本製紙などが下落した。ただ電気機器のシャープなどは上昇した。

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今月の日経平均は前日までの上昇幅が+541円と買い地合いであったが、22日の東京株式市場は続落と、戻り売りや利確売りの動きが見られた。

米株式市場が買い地合いとなっていたものの、強気心理は続かず、日本株は頭重さが目立った。米国で長期金利が上昇しており、株式は先安感の意識されやすい状況だった。とくにPERの高い銘柄は割高感から売りが警戒された。電気・ガス業の東京瓦斯、機械の荏原製作所などが軟調な推移。一方、金利上昇により利ざや増が想起される銀行株などは底堅さも見られた。卸売業のメタプラネットなどが上昇、また割安なタカキューなども買いの入る場面が見られた。

金融市場では日米金利差の拡大に関心が集まっており、円安圧力の強まりが想起される状況。目先の相場見通しについては、自動車や機械、精密機器といった輸出株に押し目買いが出やすい地合いとなりそうだ。
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